Pyon-Pyon United

この世には、遊びに来たので。

ラ・ラ・ランド

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AT丸の内ピカデリー

オープニングのハイウェイの曲で開幕ワックワクさせるじゃん……そしてタイトルどーん……好きなんだってそれ……。
終始往年のMGMミュージカル作品みのオマージュが大変良い。

最初グレッグからの電話の時話をかわすためのハッタリでマジなボーイフレンドだと思ってなかったのでマジにボーイフレンドだと知ったときそうなると話が変わってくるぞいかんのでは……と道徳的善良な自分が若干モヤっとしていたのを宥めた。
ラストの怒涛の回想IFメドレーはこんな2人ともドド幸せそうな世界線もありえた……と滅茶苦茶切なくなるのは勿論なんだが反面、ミア主体のIFだからセブの夢は置いてきぼりか?って冷静になって見てしまう自分もいて複雑。あの世界線だったらセブ自身の夢は叶わなかったということなら切ないけど2人が別々に生きていくのがベストなのかな……。
でもって見てるときはラストの偶然セブのお店に出会って驚くミア、(お互い大切に思っててそれが故に別れたのになんで店開いたよ!とか連絡取ってないんだよ〜)って思ってたけど良く良く考えるとつまりただ友達としてでは落ち着けない2人だったのかなぁと。
好きだからこそ、完全に離れなければ(あえて連絡を絶たなければ)求めてしまうし夢を追うのにお互いが枷になってしまう、という。う〜〜もどかしいし切ない……。

そして曲!よかった〜!前述のハイウェイのシーンのAnother Day of Sun、サビのメロディライン泣きそうになるのなんで?
Start a Fire曲自体はめちゃくちゃアガるし最高なんだがあのシーンのミアの気持ちになると実に複雑である。
Auditionもグッとくる……。2人のCity of Starsデュエット可愛い……。
しかしMia & Sebastian's Theme聞くと胸が締め付けられる後遺症が残った。

 


話は変わるけど久しぶりに丸ピカドセンだったんだが最高であった。
完全真っ暗になるだけに、人避けて横ブロにすると階段のライトが気になっちゃうんだけどドセンだと視界に入らない。良いわ〜。
そして今年初映画館でした。丸ピカ大好き本年もお世話になります。